12年目の進化!?
レザークラフトを始めたのが2005年。見よう見まねで試行錯誤しながら3作目くらいに作ったシステム手帳⤵︎
地元の革屋さんで買ったドイツヌメ。たしか革屋のおばちゃんにこのくらい位の手帳を表裏張り合わせでナントカカントカって説明してカットしてもらった革。ちょっと安くしてもらったような・・・。
今見ると貼り合わせも下手くそでコバも雑でステッチも下手くそで(一回縫い直した)それなりに愛着もあったけど、
思い切って作り直そうと1年前くらいから構想を練っておりました。
ドイツ製の高級バインダー金具も用意していたのですが、それは一度はめたら外せない構造なので、しかもわりとフォーマルな感じの手帳になってしまうので、今まで使っていたねじ式の金具を使うことに…。
なぜかというと、革一枚で作りたかったのです。(古〜いアメリカの野暮ったい適当な感じのw)スミマセンアメリカサン…
でもそうゆうところが好きなんです。
日本人にはなかなか出せない精密じゃない感w
で、そこそこ腕も上がった今、技術と経験を注ぎ込んで1年の構想の末できたカタチがこちら⤵︎
・・・もはや縫わない!・・・
すぐできたっ!!!
と言っても1箇所だけ手縫いがあるのです!⤵︎
そう、お気に入りのステッドラーのペンを差す輪っか。(ここの五目がなんともお気に入り!)
あとはもう3.5ミリ厚もある極厚オイルレザーです。(革命です!)
ポケットなんて無し!
シンプルの極みですw
もはや壊れようがない!
ねじ式なのでネジのところは革で包んでみました。
果たしてこれは進化なのかただの横着なのか?…。
ただこの革、とても好きな革でトートバッグやベルトに使っていて経年変化した姿がこちら⤵︎
こんな感じになるまで使いたいと思って作ったのが今回のカタチ。
そうです。もはや細かい機能やステッチすら不要なのです。
Heavy dutyという言葉がぴったりな手帳とさらに10年、20年と精進していきたいと思います!